耕運機の部品説明
耕運機には、それを構成する様々な部品があります。
まず本体の牽引部には、補助も含めた車輪があります。
もちろん、これによって畑や田んぼを移動する事になります。
基本的には二輪駆動になっていますね。
変速機構を持っているので、それによって耕運作業、代掻作業、あるいは運搬などといった作業の切り替えを行います。
畑などを耕すのは、ロータリーと呼ばれる部品の仕事です。
ロータリーはなた状になっていて、それが高速で回転する事で、硬い土でも耕す事ができるようになっています。
このロータリー部分が、機体の重量の大半を占めます。
ロータリーの回転部分には、金属及びビニール製カバーによる保護がなされています。
これは、ロータリーによって巻き込み事故がおきたり、泥が飛ぶのを防ぐ為です。
このロータリーには、センタードライブ方式、サイドドライブ方式の二通りがあります。
真ん中か横かの違いですが、これによって耕し方も変わってきます。
回転方向によっても、ストレート仕様とクロス仕様に分かれます。
この違いも、耕し方に影響を及ぼします。
大型の耕運機には、エンジンも付いています。
このエンジンが搭載する事により、更に重量は増します。
中には400kgという非常に重い機体もあります。
基本的にはこの重量が重いほど、深く耕せるようです。
後は、連結部ですね。
ヒッチと呼ばれる部品がこれに該当します。
アタッチメントが供給されているタイプのものは、トレーラーをセットする事で運搬作業にも使えます。
最近の耕運機は、こういった多目的使用の機種が増えているようです。